手足冷えてませんか？ | 会員様へ恵比寿でパーソナルトレーニングを実施しながら定期的にコラム記事を執筆

皆さんこんにちは！

Rebornの星です！

最近は日中は暖かいですが、朝晩の冷え込み強いですよね。

明日以降は最高気温が一桁の日が多くなるようです。

今日は多くの人が悩んでいる冷え性についてお話しします。

【冷え性とは】

冷え性とは、血流が悪くなることで起きてしまう症状の一つです。

血流が悪くなると、体に必要な酸素、栄養素が行き届かなくなってしまうだけでなく、蓄積されている老廃物も排出しにくくなります。

その為冷え性になると色々な不調が起こりやすくなります。

中でも、手足の冷えはよく見られる不調の一つです。

冷え性は血行が悪くなっている不調のサインなので、見逃さずに対策しましょう。

《主な症状》

・手足が冷たく、なかなか温まらない

・ほてり、のぼせる感覚（冷えのぼせ）

・疲れやすい、倦怠感

・気温が高い日でも汗をかかない、体が冷たい

・目の下にクマができやすい

・生理痛や生理不順

・関節痛、腰痛、肩こり  などなど

【冷え性の原因】

血行が悪くなることで血液が毛細血管に流れにくくなってしまうことが原因です。

血管が収縮することによって、手足が冷えてしまいます。

手足は心臓に遠い位置にあるうえに、身体が重要な臓器のある胴体や脳への血行を確保しようとするので、どうしても手足が後回しにされやすいのです。

血行が悪くなる原因にはいくつかあります。

《筋力の低下》

運動不足が続いてしまうと筋肉量が減少し、血行が悪くなります。

特にふくらはぎは「第二の心臓」と言われるほど血液を心臓に戻すポンプ作用が強い筋肉です。

デスクワークの方はふくらはぎをほとんど動かさないので、血流が悪くなりつま先がキンキンに冷えてしまう方多いですよね。

ふくらはぎの筋肉が硬くなってしまったり、筋肉量が落ちてしまったりするとポンプ作用も弱くなってしまうため、運動を習慣にしましょう。

《基礎代謝の低下》

生命活動を行うのに欠かせない必要最低限のエネルギーを「基礎代謝」と言います。

基礎代謝が低くなると体温が低くなり、冷え性が起こりやすくなります。

基礎代謝が下がる原因は前述した筋力低下になります。

筋肉量が増えると基礎代謝を上がります。

《食生活》

 栄養バランスが偏った食生活が続いてしまうことでミネラルやビタミン不足になりやすく、血液循環が悪くなります。

《鉄分不足》

鉄分不足は生理のある女性に起こりやすいです。

また、過度なダイエットが原因で鉄分不足に陥り、冷え性を引き起こしてしまいます。

鉄分不足は冷え性だけでなく、体調不良や倦怠感なども発生します。

《自律神経の乱れ》

体温を調節しているのは自律神経です。

近年はエアコンなどの影響で季節関係なく、快適に室内で生活できるようになった結果、気温に対する感覚が鈍くなり、自律神経が乱れやすくなっているようです。

逆に夏でもエアコンが効きすぎて手足が冷えてしまうこともありますよね。

【女性の冷え】

女性は男性に比べて筋肉量が少なく、脂肪が多いという特徴があります。

筋肉は体温の上昇にとても大きな役割を果たすので筋肉が少ないと冷えやすくなります。

加えて女性には冷えてしまうと温まりにくい性質を持つ脂肪が多いため、冷えやすいのです。

女性の腹部には卵巣や子宮があり、腹部の血流が悪くなります。

内臓が冷えることによる冷え性を起こします。

また、月経時の血液不足によって手足などの抹消まで血液が行き渡らなくなり、熱が届きにくくなるので冷えの症状が起こります。

さらにホルモンバランスが変わると自律神経が乱れ、冷えやすくなります。

そのため更年期に冷えが現れるのも女性が多いです。

そのほかに寒い場所でのスカートの着用による下半身の冷えや、締め付ける下着や衣類の着用も締め付けによる血行不良を引き起こします引き起こします。

【改善策】

《運動》

運動している時は血行が良くなり、筋肉量が増えると血液の供給量もアップします。

血行が良くなると血液中の酸素や栄養素が全身に行き渡り、老廃物の排出もスムーズになります。

激しい運動でなくても、早歩きくらいのウォーキングを習慣にすることで効果が現れます。

またストレッチは硬くなった筋肉をほぐして血行を改善するので、仕事の合間や就寝前に軽いストレッチを行いましょう。

《入浴》

この時期は熱い湯船に浸かりたいところですが、ぬるめのお湯に浸かって汗ばむくらいまでゆっくり入りましょう。

ぬるめのお湯は副交感神経が優位になり血管が拡張し、血行が良くなるだけでなくリラックス効果もあります。

また、入浴後は冷える前に靴下を履きましょう。

半身浴も効果的ですが、お湯が冷めやすいため注意してください。

《食事》

身体が暖まりやすい食べ物、飲み物を積極的に摂取しましょう。

「しょうが、にんにく、ねぎ、ごぼう、紅茶、ほうじ茶、ウーロン茶」

《規則正しい生活リズム》

体内時計は毎朝太陽の光を浴びることでリセットされるので、できるだけ毎日決まった時間に起きて太陽の光を浴びるようにしましょう。

《「首」「手首」「足首」を冷やさない》

冷え性対策の基本はやはり身体を冷やさないことですが、特に「首」「手首」「足首」の３つを隠して、体温を逃さないことが大切です。

ネックウォーマーやタートルネックのニット、手袋、アームウォーマー、レッグウォーマーを活用しましょう。

皆さんも冷え性対策頑張っていきましょう！

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パーソナルトレーナー　星　沙友未