筋膜痛い(なぜ痛い?)
皆さん、こんにちは!
東京の恵比寿を拠点に、姿勢改善専門でパーソナルトレーニングジムを運営している小川です。
今回は、人気記事でもある「筋膜」について、質問の多い「筋膜痛い」(筋膜リリースは痛いけど大丈夫?)について、記事にしましたので、よろしければ、気になる項目だけでもご参考くださいませ♪
1.筋膜とは
2.筋膜リリースはなぜ痛い
3.筋膜リリースをやる必要性
4.まとめ
1.筋膜とは
さて、そもそも筋膜について、「よくわからない!」という方に
向けて、簡単に説明をしておきます。
筋膜とは、「筋肉の周りを覆っている膜」のことを指します。
鶏肉で例えると...
肉(身)の部分=筋肉
皮の部分=皮膚
肉(身)と皮の間にある白い繊維=筋膜
となります。
図1.参照
(図1.鶏肉)
そして、筋肉と筋膜には、それぞれ特性があります。
筋肉は、伸ばしたり、捻ったりしても「戻る」という特性。
一方、筋膜は、伸ばしたり、捻ったりしても「戻らない」という特性があるのです。
筋肉と筋膜はくっついています。
筋肉が伸びたり、捻ったりされたら、当然ながら筋膜も伸びたり、捻ったりしてしまいます。
先にも言いましたが、筋膜は自動では戻りません。
と言うことは、徐々にカラダの歪みというのは生じてしまうと言うことになります。
では、どうすれば良いのか?
そこで重要になってくるのが「筋膜リリース」という訳です。
筋肉と皮膚の間にある、筋膜を緩めることで、本来の姿勢や動きというのができるようになります。
この緩める時に、筋膜が"どれだけ硬くなってしまっているか"によって、筋膜リリースをした際に、痛みのというのは、変わってくるのです!
筋膜についてより詳しく知りたいという方は、こちらをご覧ください。
ここからは、「筋膜リリースはなぜ痛い」について、より深く解説していきます。
2.筋膜リリースはなぜ痛い
こちらの記事を読まれている方は、おそらく筋膜リリースをしたことがあり、なおかつ痛みがあった方なのかな?と思います。
なぜ、こんなにも筋膜リリースが痛いのか?
先ほどと重複しますが、それは「筋膜が過度に硬くなってしまっているため」です!
例えば...
AくんとBくん、2人が前屈をしたとしましょう。
Aくんは、前屈をした時に「腰が伸びる感じがする」と言いました。
Bくんは、前屈をした時に「太ももの裏側が伸びる感じがする」と言いました。
さて、AくんとBくんがそれぞれ同じ動作なのに、カラダに現れている感じ方が異なっています。
これは一体、何が起こっているのでしょうか?
これこそが、「筋膜の硬さによる違い」なのです!
実際にどこが硬くなって、そのような症状になっているのかは、カラダのあらゆる部位に押圧刺激をしてチェックをしないと判断はできないので、ここでは安易に答えられませんが、おそらく、多裂筋と呼ばれる腰から首にかけて付いている筋肉やアキレス腱、または大腰筋と呼ばれる、腰の横から前足に掛けてついている筋肉が硬くなっている可能性が高いです。
※多裂筋=図2.参照。大腰筋=図3.参照。
(図2.多裂筋)
(図3.大腰筋)
3.筋膜リリースをやる必要性
次に、「筋膜リリースをやった方が良い人とやらなくても良い人の違いはどこにあるのか?」について解説していきます。
基本的には、全員、筋膜リリースをした方が良いと言えます。
その理由は、まず筋肉というのは、前後左右に分かれて関節に付いています。
という事は、日々の生活を送るにあたり、人それぞれ"クセ"というのが出てきます。
身長や体重、座ってる時間が長い、立っている時間が長い、歩いている時間が長いなど...
例を挙げたらキリがないですが、このように、人は、背格好も違いますし一人ひとりライフスタルが異なりますので、カラダのクセと言うのも、みんな違う形で表れてきます。
その上で、筋膜リリースをしなくても良い人を、強いて言えば、二十歳以下の方や日頃から筋肉が硬くならないようにストレッチなどでケアができている方は、筋膜リリースの必要性は低いと言えます。
それ以外の方は、ストレッチや筋トレを行うよりも、先に筋膜リリースをし、カラダのクセを取り除いてからストレッチや筋トレを行うことで、より効果的なストレッチ効果や筋力アップ効果というのが期待できます。
4.まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございます。
最後に、皆さんが筋膜リリースをしにお店を探して、筋膜リリースをしてもらったとしましょう!
この時の、お店選びの方法として2点あります。
1つ目は、「姿勢チェック」と「動作チェック」がされているか?
この2つの事前チェックがなく、いきなり施術に入るのは、あなたが初めて行く場所に、ナビを見ずに進むようなものです。
たまたま、目的地に着く事はあるかもしれませんが、あまりにも当てずっぽうで効率が悪いと言えます。
2つ目は、筋膜リリースをした翌日に、強い「揉み返し」がくること。
基本的には、筋膜リリースは"揉み返し"はきません。
その理由は、「筋肉でななく、筋膜にアプローチをしている」からです。
筋肉がとてつもなく硬く、多少、力が入りすぎてしまい、緩い揉み返し程度はありますが、基本的には、強い揉み返しと言うのは来ないと覚えておきましょう♪
そして、最後に一番大切なことをお伝えします。
動きが悪い(痛い)=その幹部が原因ではない!
と言うこと。
ですので、仮にあなたが整体などへ行き、「腰が痛い」と施術者に伝えたとしましょう。
その施術者が、いきなり腰をマッサージをするのは、疑った方が良いかもしれません。
ただし、もしかしたら、とんでもない神の手使いでしたら治る可能性はありますが、基本的には、痛みのある部位には、原因は99%ないと言われています。
腰が痛ければ、さまざまな動作をチェックした上で、痛みの原因を特定し、そこを中心に緩めていくのが、正しく痛みの原因を取り除くことのできるアプローチ方法です。
これは、筋膜の繋がりと言うのを使い、筋膜が硬くなっている根本を筋膜リリースによって緩めることで、動きがスムーズになったり、痛みが緩和したりするものです。
長くなりましたが、いかがでしたでしょうか。
少しでも、皆さんの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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東京 恵比寿
姿勢改善専門パーソナルトレーニングジムReborn
代表 小川 剛由
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