糖質制限をするとだるい
皆さん、こんにちは!
東京の恵比寿と自由が丘で、姿勢改善専門パーソナルトレーニングジムを運営している小川です。
今回は、「糖質制限をするとだるい」について、出来るだけ専門用語を使わず、わかりやすく記事にしましたので、よろしければ気になる項目だけでもご覧ください♪
1.糖質制限とは?
2.糖質制限をすると、なぜだるくなる?
3.改善方法はあるの?
4.まとめ
1.糖質制限とは?
まず、そもそもですが、「糖質制限」について、簡潔に説明をしていきたいと思います。
おそらく、多くの方の「糖質制限」をするキッカケは「ダイエット」かと思います!
そして、その中の大半は、「糖質=太る」と言うイメージをもたれているかと思います。
結論から言ってしまうと、糖質を摂りすぎると太ります。
逆に糖質制限をすると"痩せます"!
但し、人間の原動力は"糖質"になります。
その人間の原動力でもある糖質を制限をかけてしまうと言うことは、カラダにとって、何も影響がない訳がないですよね。
まずは、糖質が皆さんのカラダの中で、どのような働きをしているのかを説明していきます。
人間は"糖質をエネルギー"として使うことで、動くことが出来ています。
車で例えると、"ガソリン"のようなものです!
そして、糖質が体内からなくなってしまうと、「ケトン体」と言う物質が体内で増えてエネルギー源が"糖質"から"脂質"へと変わります。
ケトン体とは...
ケトン体は、脂肪の合成や分解などを"代謝"させる物質です。
糖質制限中の方や糖尿病、脳や筋肉のエネルギー源でもある糖質が利用できない時に、代わりにエネルギー源として使われます。
以上を、簡潔にまとめると...
糖質制限をすると、エネルギー源となる糖質が体内にないため、脳が「筋肉中に蓄えられている"タンパク質"と脂肪細胞に蓄えられている"脂肪"をエネルギーとして使いましょう!」と指令を出します!
その上で、今まで糖質がエネルギー源だったはずが、ケトン体が増加(優位)になることで、脂質がエネルギー源として変化すると言う訳です!
2.糖質制限をすると、なぜだるくなる?
さて、ここからは、本題でもある「糖質制限をすると、なぜだるくなるのか?」について説明をしていきます。
先ほどから重複となりますが...
そもそも、人間本来のエネルギー源は"糖"になります。
その"糖"が不足している状態で脂質がエネルギー源になっていることを「ケトン体」と説明しました!
このケトン体が体内で増えることで、生命を維持しようとカラダが防衛反応という名の"副反応"が起こります。
この副反応こそが、カラダのだるさ(低血糖、頭痛、吐き気、無気力、下痢、便秘など)を引き起こしている。と言う訳です。
ここで大事なことは、糖質制限をして、副反応が起こる人と、起こらない人がいます。
この差は解明されていないようですが、恐らく遺伝的な問題かと思われます。
人は、親からの遺伝(DNA)を30%引き継がれると言われています。
糖質を「消化しやすいか」もしくは「消化しずらい」のか。については、遺伝的な問題で分かれている可能性が考えられます。
何が言いたいかと言うと、
◯◯さんは、糖質制限で簡単に痩せたから、私も糖質制限をやろう!と言って、安易に手を出すのは危険ですよ。と、認識していただきたく忠告です。
3.改善方法はあるの?
次に、改善方法についてですが、単純に糖質制限の食生活を辞めることです。
ただし、注意していただきたいことは、いきなり暴飲暴食をせずに、徐々に糖質を摂るように心がけてください。
しばらく糖質を摂っていなかったので、いきなり糖質を摂ることで、逆にカラダがビックリしてしまうため、まずは、おにぎり1個くらいから慣らしていけると良いかと思います♪
4.まとめ
個人的な見解ですが、糖質制限によるダイエットはオススメしません。
その理由は、やはりリスクが大きすぎるためです。
体調を崩してまでやることではないかな?と個人的に思ってしまいます。
では、なぜこのような(ケトン体)ダイエット法があるのかと言うと、そもそも、"てんかん"や"アルツハイマー"と言った「病気の回復療法」として開発されたことがキッカケと言われています。
病気の回復療法ということは、医師の指示の元、おこなうのが当然かと思います。
その医師の指示がなく、すべての判断をご自身でやられるということは、かなりリスクが高く、体調を崩される方が多くなっているのが現状です。
逆に、病気の回復療法として医師の指示の元、行う分には問題ないかと思います。
こちらの記事を読まれているということは、"あなた"もしくは"あなたの身内の方やご友人の方"が糖質制限で体調をくずされているかと思います。
(体調の回復を目指し)いま出来ることは、少しずつ元の食生活に戻すことです。
あまりにも体調が悪かったり、体調が悪い期間が長い場合は、医師へ相談をすることをオススメします。
こちらの記事が、皆さまにとって少しでもお役に立てましたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました♪
東京
渋谷区恵比寿西2-11-6
世田谷区奥沢5-40-6
姿勢改善専門パーソナルトレーニングジムReborn
代表 小川 剛由
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