トレーニングで怪我予防になる?コレクティブエクササイズとは?
こんにちは!
渋谷区恵比寿で姿勢改善を主に運営している、
パーソナルトレーニングジムRebornの小川です。
今回は、コレクティブエクササイズについて、下記の4つの項目で紹介していきます。
1.コレクティブエクササイズとは?
2.コレクティブエクササイズは4つのフェーズで考える
3.コレクティブエクササイズはどういう場面で使う?
4.まとめ
1.コレクティブエクササイズとは?
まず、"コレクティブエクササイズ"という言葉を初めて聞く方もいると思いますので、コレクティブエクササイズの意味を紹介していきます。
"コレクティブエクササイズ"のコレクティブは、「コレクト」=「Correct」つまり、「〜を正す」という意味があります。
例を挙げると、仮に胸椎(肋骨あたりにある背骨)が後弯傾向が強く、更に可動性が低い方がいたとします。
その場合は、通常の"スクワット"を選択するのではなく、"オーバーヘッドスクワット"を選択することで、胸椎の可動性が出てきやすいと言う利点があります。
これが、オーバーヘッドスクワットではなく、通常のスクワットでトレーニングをした場合、胸椎の可動性は改善がされにくい上に、最悪のケースは腰や膝を痛めてしまうリスクが増加してしまいます。
2.コレクティブエクササイズは4つのフェーズで考える
①「抑制」
筋膜リリースなどで筋肉の張りなどをほぐす段階です。
筋肉の張りを取り除くと、筋肉や神経系などの力を抑制することが出来るようになります。
(力を抜きたくても抜けない人は、まずは筋膜リリースなどで筋肉の緊張をほぐしてみましょう)
②「伸ばす」
筋肉は何もしなければ縮まってしまいます。
その縮まった筋肉をスタティック・ストレッチ(静的)やダイナミック・ストレッチ(動的)で伸ばしていきます。
※スタティック・ストレッチ=静止しながらストレッチを行うこと。
ダイナミック・ストレッチ=ラジオ体操のように、大きく動作を行いながらストレッチを行うこと。
③「活性化」
活性化=アクティベート
上の①、②で正常な可動域を取り戻すことができた後に、今まで使えていなかった筋肉などの組織を再度、使えるように刺激を入れていくことが目的です。多関節運動(スクワットなど)ではなく単関節運動(レッグカールなど)の方が、アクティベートされやすい。
④「統合」
アクティベートした筋肉や組織などを共同しながらカラダを動かしていきます。「活性化」とは異なり、多関節運動で動作を行っていきます。但し、その動作に必要のない部位は、しっかりと抑制コントロールができるように目指します。
3.コレクティブエクササイズはどういう場面で使う?
あらゆる場面で使用することを推奨します。
仮に、スクワットをしているとして、スクワットが終わった直後やスクワットをしている最中、もしくは、スクワットをした翌日など...腰が痛い(突っ張る)などの症状があれば、コレクティブエクササイズをやるべきです。
筋トレをして、筋出力が上がったとしても、抑制する力がなければ、カラダにとってダメージを負ってしまいます。
一言でいってしまえば、コレクティブエクササイズさえ理解して出来てしまえば、カラダの調子は格段に上げることができ、また筋トレで、◯◯が痛むなどといった症状にも悩まされなくなります。
4.まとめ
個人的にコレクティブエクササイズは、アスリートから一般の方まで、全員の方がやった方が良いエクササイズだと思っています。
筋トレは筋力アップやパフォーマンスアップに繋がる一方、怪我のリスクも増加すると言えます。
頻繁に怪我をしてしまうようになったら何もならないので、トレーニングコーチの皆さんやトレーニングに興味のある方々は、一度、ご自身のトレーニングを見直してみていただくキッカケになれば幸いです。
渋谷区恵比寿 完全プライベート空間
パーソナルトレーニングジムReborn 代表 小川 剛由
NEW
-
query_builder 2025/03/05
-
花粉症対策には〇〇が有効!?
query_builder 2025/02/21 -
たまねぎの健康効果
query_builder 2025/02/14 -
きゅうりについて
query_builder 2025/02/05 -
手足冷えてませんか?
query_builder 2025/01/31