トレーニングで怪我予防になる?コレクティブエクササイズとは?

query_builder 2021/07/20
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フリー素材(コレクティブ)

こんにちは!



渋谷区恵比寿で姿勢改善を主に運営している、

パーソナルトレーニングジムRebornの小川です。



今回は、コレクティブエクササイズについて、下記の4つの項目で紹介していきます。




1.コレクティブエクササイズとは?

2.コレクティブエクササイズは4つのフェーズで考える

3.コレクティブエクササイズはどういう場面で使う?

4.まとめ




1.コレクティブエクササイズとは?


まず、"コレクティブエクササイズ"という言葉を初めて聞く方もいると思いますので、コレクティブエクササイズの意味を紹介していきます。


"コレクティブエクササイズ"のコレクティブは、「コレクト」=「Correct」つまり、「〜を正す」という意味があります。


例を挙げると、仮に胸椎(肋骨あたりにある背骨)が後弯傾向が強く、更に可動性が低い方がいたとします。

その場合は、通常の"スクワット"を選択するのではなく、"オーバーヘッドスクワット"を選択することで、胸椎の可動性が出てきやすいと言う利点があります。


これが、オーバーヘッドスクワットではなく、通常のスクワットでトレーニングをした場合、胸椎の可動性は改善がされにくい上に、最悪のケースは腰や膝を痛めてしまうリスクが増加してしまいます。




2.コレクティブエクササイズは4つのフェーズで考える


①「抑制」

筋膜リリースなどで筋肉の張りなどをほぐす段階です。

筋肉の張りを取り除くと、筋肉や神経系などの力を抑制することが出来るようになります。

(力を抜きたくても抜けない人は、まずは筋膜リリースなどで筋肉の緊張をほぐしてみましょう)



②「伸ばす」

筋肉は何もしなければ縮まってしまいます。

その縮まった筋肉をスタティック・ストレッチ(静的)やダイナミック・ストレッチ(動的)で伸ばしていきます。

※スタティック・ストレッチ=静止しながらストレッチを行うこと。

ダイナミック・ストレッチ=ラジオ体操のように、大きく動作を行いながらストレッチを行うこと。



③「活性化」

活性化=アクティベート

上の①、②で正常な可動域を取り戻すことができた後に、今まで使えていなかった筋肉などの組織を再度、使えるように刺激を入れていくことが目的です。多関節運動(スクワットなど)ではなく単関節運動(レッグカールなど)の方が、アクティベートされやすい。



④「統合」

アクティベートした筋肉や組織などを共同しながらカラダを動かしていきます。「活性化」とは異なり、多関節運動で動作を行っていきます。但し、その動作に必要のない部位は、しっかりと抑制コントロールができるように目指します。



3.コレクティブエクササイズはどういう場面で使う?


あらゆる場面で使用することを推奨します。


仮に、スクワットをしているとして、スクワットが終わった直後やスクワットをしている最中、もしくは、スクワットをした翌日など...腰が痛い(突っ張る)などの症状があれば、コレクティブエクササイズをやるべきです。


筋トレをして、筋出力が上がったとしても、抑制する力がなければ、カラダにとってダメージを負ってしまいます。


一言でいってしまえば、コレクティブエクササイズさえ理解して出来てしまえば、カラダの調子は格段に上げることができ、また筋トレで、◯◯が痛むなどといった症状にも悩まされなくなります。




4.まとめ


個人的にコレクティブエクササイズは、アスリートから一般の方まで、全員の方がやった方が良いエクササイズだと思っています。

筋トレは筋力アップやパフォーマンスアップに繋がる一方、怪我のリスクも増加すると言えます。

頻繁に怪我をしてしまうようになったら何もならないので、トレーニングコーチの皆さんやトレーニングに興味のある方々は、一度、ご自身のトレーニングを見直してみていただくキッカケになれば幸いです。




渋谷区恵比寿 完全プライベート空間

パーソナルトレーニングジムReborn 代表 小川 剛由



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